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施術内容

藤沢市の助成券での鍼灸マッサージ

藤沢市では、70歳以上の方へ「高齢者いきいき交流助成券」を発行しています。発行には申請が必要です。

西岡治療院では、藤沢市の助成券での鍼灸マッサージ、指圧を受けることができます。

ご予約いただき、ご自宅へ伺い施術します。1回あたり3000円分の助成券をお使いいただけます。

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施術内容

どうやってツボにピンポイントで鍼を入れるのか

鍼で切皮するときに、鍼を安定させる筒があります。切皮するときにトントンと叩くので、 この後は「トントン」と省略して書きます。

この安定させるための筒は鍼管と呼ばれていて、それを使う「トントン」のことを管鍼法と呼びます。

昔の偉大な先生が考案したものなのですが、おかげで劇的にトントンが楽になりました!この先生は日本人で、江ノ島にお墓がある、杉山先生という方です。考案されたのはなんと1600年代のことです。

時が進み、現在は色々な形(五角形とか六角形など)で、持ちやすさや安定感が異なる筒が使われるようになっています。いまはお箸でも色々な形があって、持ちやすさが違い、好みが分かれます。

筒は、太さによってトントンの位置がずれます。スポーツ吹き矢のように、矢と筒のお互いの太さが絶妙です。

「吹くだけで、安定した状態で、まっすぐとぶ」といった感じで、トントンの筒も鍼にあわせたものが大切です。

「ツボに正確に標準が定められる」ことが鍼師には求められます。

的を外さないことに神経を研ぎ澄まします。

こうした道具があり、正確に鍼をトントンして、ツボに正確に鍼を入れることができます。

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施術内容

施術に使う鍼のこと

施術に使われる鍼ですが、主に太さ0.12から0.22mmのものを使う事が多く、長さは3cm程度から6cm程度の鍼を使っています。

鍼の先端には特徴があって、松葉型・卵型・丸ノゲ型・麦央型といった種類があり、場合により使い分けがされます。顔面や指先などのデリケートな部位の場合と、あえて刺激を与えたい臀部の場合では、使用する先端が違ってきます。

先端の形によって、切皮(鍼をツボに到達させる際に、一番最初に皮膚を貫通させる手技)の時に、皮膚に痛覚ストレスをあたえないで体内に進入させるかどうかがかわってきます。 

鍼の先端はシリコンでコーティングされているものと、されていないものがあります。シリコンでコーティングされているものは、滑らかでツボにスムーズに到達します。一方、コーティングされていないものは、ツボへの到達の際にやや抵抗がありますが、身体の内部の情報や状況が鍼を通して施術者の手に伝わりやすいです。

どちらにもメリットとデメリットがありますので、患者さんのの体調や性質によって 、どの鍼を使用するかを選ぶのが技量を試されるところでもあります。

写真は西岡治療院で使われている鍼の一部です。使い捨ての鍼を使っているので衛生的です。

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施術内容

冷却療法

冷却療法は、炎症を起こしている箇所などに冷却を行う施術です。消炎・鎮痛作用が期待できます。腫れやむくみに対して施術することもあります。適宜、施術が必要な部位を冷却刺激することで、血管が収縮して血流が低下するため、腫れや炎症を抑えることができます。

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施術内容 症例

骨盤の仙腸関節を調整して肩こり、頭痛を改善

筋肉は協力調整しています

目薬をさすときに、目を大きく開くと口もあいてしまう、ということがありませんか?

目を開く筋肉と、口の開く筋肉は直接はつながっていないのですが、協力調整しあっています。

そのため、目を開く筋肉を動かそうとすると、口を開く筋肉も一緒に動いてしまうことがあります。このように、筋肉はバランスをとりながら、調整しています。

仙腸関節のバランスが肩こりや頭痛の原因?

骨盤は、大きくわけると、仙骨・腸骨・坐骨・恥骨で形成されています。

仙骨と腰骨(腸骨)の関節を仙腸関節といいます。

骨盤は、膀胱(ぼうこう)や子宮などの大切な臓器のうつわになっていて、
上半身と下半身のバランスを調整する場所でもあります。

その骨盤のなかで調整する役割を担っているのが、仙腸関節です。 つい、20~30年前は、仙腸関節は動かない関節と言われていたことがあります。しかし実際はほんの少し動くことで上半身と下半身のバランスを調整しています。この調整がうまくいかずに、調整しきれなかったときに、腰の周囲に痛みが出ることがあります。しかしこの調整がうまくいかなかったときの影響は、実は腰だけではなく、肩の痛みや頭痛としてあらわれることがあります。 筋肉がバランスをとろうと調整するために、腰の筋肉だけでなく、肩や頭にまで影響が出てしまうのです。 そのため、仙腸関節に施術をすることで、肩の痛みや頭痛などの改善につながることがあります。

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施術内容

びわの葉温熱療法

「びわ」はバラ科の植物で杏、桃、りんご、などの仲間です。

びわの葉に含まれるアミグダリンの主な働きは以下の4点です。

  1. 血液を弱アルカリに浄化する作用
  2. 鎮痛作用
  3. 殺菌作用
  4. 制癌作用

肝細胞の繊維化を防止する強い働きがあることも解明され、今後の治療への利用に期待されています。
当院ではエタノールと精製水を混合したものに自家栽培したビワの葉を漬け込んでエキスを抽出しています。遠赤外線式温圧器ユーフォリアQ2を使用し、ビワの葉のエキスを入れ蒸発させ足元から腹部背部にゆっくりと浸透させます。やけどの恐れもなく安心して治療を受けていただくことができます。

※往診で行う際はコンセントをお借りいたします

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施術内容

自家製のビワの葉エキス

西岡治療院で「びわの葉温熱療法」に用いているびわの葉エキスは自家製です。びわの葉も自家栽培のものを使っています。

今日はびわの葉エキスの作成過程をご紹介します。

無水エタノール7に対して、精製水3を混ぜた液体500mlと、びわの葉7~10枚を用意します。

びわの葉をはさみで細かく切って、液体のボトルに入れます。冷蔵庫などの冷暗所に5日間ほど保存します。

びわの葉のエキスが液体に充満して、液全体が鮮やかな緑色になったら完成です。これを茶こしなどでこして、冷暗所で保存して使います。

自家製のびわの葉エキスはなんといっても、新鮮で、鮮やかな緑色というのがポイントです。

温熱療法で熱を加えながらびわの葉エキスを身体に浸透させます。びわの柔らかい香りが心地よく、眠ってしまわれる方もいらっしゃいます。

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施術内容

関節運動療法

関節とは、骨と骨のつなぎ目のことです。肘や膝のように、本来関節は人間の動きにそって滑らかに動くものですが、何らかの原因により、関節の動きが悪くなってしまうことがあります。

関節の動きが悪くなると、筋肉が緊張したり、しびれや痛みにつながります。

特に骨盤にある仙腸関節の動きが悪くなると、骨盤がある腰だけでなく、頭から手足の先まで全身の様々な部位に、しびれや痛みが発生することがあります。

膝や腰が痛い場合でも、根本的な原因は仙腸関節ということも多いので、まずは仙腸関節から施術をスタートします。

関節を動かすというと大きな力が加わるイメージですが、ソフトな力で関節に動きを加えていきます。

患者様のなかには、「軽く触れられたくらいなのに、改善した!」という方もいらっしゃいます。

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施術内容

指圧

指圧は、垂直で持続的な圧と、運動操作により、全身に施術を行います。

日本独特の技法で、手の指や掌で体表に「圧」を加える技法です。

指圧の創始者といわれる浪越 徳次郎先生の言葉には「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」という言葉があります。指圧により、患者様ご自身がもつ活力を引き出せたら、と思いながら施術させていただいています。

指圧では筋肉の疲労を除去し、筋肉を正常化し、体の均衡を保つことを目的に手指によって圧の操作を変化させます。種々の圧法、圧加減等、また、加圧の速度も体の状態に応じ、ゆっくりと、時にはリズミカルに操作し、中枢から末梢へと行う特徴があります。

私は指圧はピアノの演奏に似ていると感じています。時には強く、時にはやさしく、圧をかえ、リズムをかえる。ピアノの演奏で、同じ曲でも奏でる人によって、音がかわるように、指圧の施術も、施術する人によってかわります。指圧を受ける人にあわせて、全身を使いながら施術をしております。

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施術内容

鍼灸

はり治療に用いられる「はり」の太さは直径約0.2ミリと毛髪程度の太さしかありません。習熟した技術により、刺すというよりもトントンとたたくようにして瞬間的に皮膚を通過させてしまうので、ほとんど痛みを感じることがありません。

使い捨ての鍼です。1本ずつ包装されています。

また、病原菌などの感染防止のため、「はり」はすべて使い捨てです。「はり」を行う部位や手指の消毒をしっかり行いますので衛生的です。

もぐさと皮膚の間に厚さ数ミリの台座をはさむ台座灸が一般的です。

「きゅう」も最近は間接きゅうといって、直接皮膚の上に行わない方法がほとんどです。熱いというよりは暖かくて気持ちが良いほどです。

はり・きゅうは人間が本来持っている自然治癒力(病気やけがを治そうとする力)を活性化する治療方法です。
もちろん副作用といったものほとんど見られませんので、安心して治療を受けていただくことができます。

はりをさすのに不安がある方には、電気ばりがご安心いただけるかと思います。電気ばりでは身体にささず、電気の刺激ではり治療同様の効果が得られます。