突然の寝違えの痛みへ往診いたします
朝起きたときに急な痛みが走ってしまって、首がまわらない、少し動かしただけで激痛がするといったのが、寝違えの症状です。
振り向くことができず、車の運転が危険になってしまったり、不自然な姿勢しかとれなかったりして、ぎっくり腰同様、急な症状に、外出が困難になることもあります。
西岡治療院では、ご自宅に伺って痛みをやわらげる施術を行わせていただきます。
急な痛みでお困りの際はご相談ください。
寝違えは、鍼で可動域の改善を進めます
寝違えやしつこい肩こりの痛みがあるとき、ついつい、痛みのある場所をほぐしてもらったり、そこに鍼灸の施術を受けたくなったりしがちです。
しかし、痛みのある場所に施術を受ければ改善するとは限りません。
寝違えで首が動きにくい場合ですが、前後の屈曲(曲げ伸ばし動作)、側屈(横に曲げる動作)、回旋(左右に振り向く動作)など、どういったときに痛みが出るかはケースによって異なります。
どの筋肉が傷害されているかによって、痛みが出る動作がかわってきます。
筋肉に痛みが出ると、可動域の制限が出てしまいます。
可動域の制限の種類、すなわち、どこが動かしにくいかによって、施術のアプローチの仕方は変わってきます。
僧帽筋(そうぼうきん)や菱形筋(りょうけいきん)など、首を支える筋肉は肩甲骨に付着しています。
首と肩甲骨はまさに密接関係といえます。
ローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)といわれる筋肉は、肩甲骨から始まって、上腕部の肩寄りのところにくっついています。
このローテーターカフといわれる部分、要は肩甲骨周りを緩めていかないと、ほかの筋肉が緩むことができません。
そのため、ローテーターカフの緊張を緩和することが、首や肩の痛みの軽減に必須です。
首や肩につながりのある手のツボなどに鍼を打つことで、可動域の改善を進めます。